不動産担保ローンと総量規制

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不動産を担保に借り入れできる?それとも借入総額が年収の3分の1を超えてしまうので、総量規制のためできないの?それともこれは除外?例外?と頭の中がこんがらがってしまうのですが、皆さんはどうですか?例えば、貸金業施行規則第十条の21により、不動産担保ローンで総量規制から「除外」されるとしているのは、1) 不動産購入やリフォーム貸付2) 1)のためのつなぎの貸付3) 自宅(生計維持に必要な住居)を除く不動産を担保とする貸付4) 売却予定の不動産の売却代金により返却が可能で、かつ売却により生活に支障をきたす恐れのない範囲の貸付ですが、3)と4)が似通っていて、混同してしまいます。

別な言葉に言いかえれば、自宅を担保に不動産担保ローンに申し込むことはできないが(駐車場や賃貸物件ならOK)、自宅を既に売却予定で、売却予定金額が相場からおおよそX万円であり、Y万円以下なら残りのX-Y=Z円で新居で問題なく生活できると予測されるので、Y万円までなら不動産担保ローンが可能と理解していいわけですよね。

次に、貸金業施行規則第十条の23では不動産担保ローン総量規制の「例外」が挙げられています。

除外と例外の何が違うのかハッキリわからないのですが・・・全くもって「除く」わけではないので、諸々条件が付くと考えてよいかもしれません。

とにかく、例外は以下の通りです。

1) 顧客に一方的に有利となる借換え2) 借入残高を段階的に減少させるための借換え3) 個人事業者に対する貸付4) 新たに事業を営む個人事業者に対する貸付1)と2)は、既存のローン契約よりも不動産担保ローンの方が借手にとって有利な条件であれば、不動産担保ローンで借入ができるということで、諸々の条件とは、顧客を保護するためのもののようです。

例えば「追加担保や保証人をとらない」といったような。

3)と4)は個人事業主や起業家の資金繰りを支援するのが目的で、資金計画・事業計画・収支計画により返済能力があることを提示すれば、不動産担保ローンを申し込むことができるということです。

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